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蒼海の碑銘

蒼海の碑銘

海底の戦争遺産

戸村裕行

出版社:
イカロス出版
判型:
A4判
ページ数:
162ページ
発行日:
2020/08/13 

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令和2年8月、日本は終戦から75年を迎える。あの戦争では多くの艦船が沈み、航空機もまた多数が今も海底に眠っている。本書はレック(沈んでいる船や航空機)撮影をライフワークとして続けている戸村裕行カメラマンが、かつて日本の大根拠地だったトラック諸島、激戦の舞台となったソロモン諸島、そして観光地としても知られるグアムやパラオ、さらにフィリピンのコロン、原爆実験の行われたビキニ環礁など、さまざまな場所でカメラに収めてきた「海底の戦争遺産」の今を収録。戦後70年以上を経てもなお、かつての雄姿をとどめる戦艦などの戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿を紹介する。


海底の戦跡――艦船・航空機がそこに沈む理由
本書で紹介する艦船・航空機の眠る主なポイント
艦船の各部名称一覧



●クロスロード作戦
戦艦「長門」
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m
軽巡洋艦「酒匂」
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深55m
空母 サラトガ
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深52m
駆逐艦 ラムソン
マーシャル諸島・ビキニ環礁 水深50m
重巡洋艦 プリンツ・オイゲン
マーシャル諸島・クワジェリン環礁 水深36m



●戦闘艦艇
戦艦「陸奥」
山口県岩国市 柱島近海 水深 40m
駆逐艦「文月」
ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深36m
駆逐艦「菊月」
ソロモン諸島・フロリダ島 水深2m
駆逐艦「響」
ロシア・ウラジオストク Karamzin Island周辺 水深26m
潜水艦 伊号第一六九
ミクロネシア・チューク州トノアス島の北西 水深45m
駆逐艦「追風」
ミクロネシア・チューク州フェヌエラ島の北西 水深60m



●補助艦艇・徴用船
給糧艦「伊良湖」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深45m
水上機母艦「秋津洲」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深36m
特設潜水母艦「平安丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の西 水深35m
特設運送船「りおでじゃねろ丸」
ミクロネシア・チューク州ウマン島の東 水深36m
航空工作船「おりんぴあ丸」
フィリピン・ブスアンガ島コロン湾 水深30m
給油艦「石廊」
パラオ・ウルクターブル島の西 水深38m
貨物船「桑港丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深65m
貨客船「東海丸」
グアム・アプラ湾 水深35m
特設運送艦「愛國丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m
貨物船「長野丸」
ミクロネシア・チューク州トノアス島の東 水深65m
特設運送船「伯耆丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の東 水深53m
貨物船「鬼怒川丸」
ソロモン諸島・ガダルカナル島ボネギビーチ 水深28m
特設航空機運送船「富士川丸」
ミクロネシア・チューク州エテン島の南 水深35m



●航空機
零式艦上戦闘機
二一型 パラオ・コロール島近海 水深2m
五二型 パラオ・コロール島近海 水深20m
五二甲型 パラオ・マラカル島STATION湾内 水深4m
二式水上戦闘機
ミクロネシア・チューク州ウエノ島近海 水深29m
九七式飛行艇
ソロモン諸島・ツラギ島近海 水深30m
艦上攻撃機「天山」
ミクロネシア・チューク州エテン島の北東 水深36m
零式三座水上偵察機
パラオ・コロール島の西 水深12m
艦上偵察機「彩雲」
ミクロネシア・チューク州ウエノ島の西 水深16m
一式戦闘機「隼」
フィリピン・ブスアンガ島の北 水深40m
一式陸上攻撃機
ミクロネシア・チューク州エテン島の西 水深18m