- 1950年代初期、ほぼ同時期に生まれたふたつの大型戦略爆撃機、アメリカのB-52ストラトフォートレスとソ連のTu-95 “ベア”。長距離運航して核爆弾を敵地へ叩き込むという恐るべき任務を担って開発された彼らは、それから70年、当初担っていた存在意義が失われたいまも「現役」として活動を続ける。西のB-52、東の“ベア”。同じ長寿機ながら、その開発アプローチも進化の過程も全く異なっている。最大の違いは、Tu-95がターボプロップエンジンを装備し、海軍型のみならず民間機バージョンも存在するという派生型の多さだ。本書は、世界でソ連だけが開発に成功した「亜音速の大型ターボプロップ爆撃機」を徹底解説する。
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- Tu-95/-142 ベア