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航空戦史

航空戦史

航空戦から読み解く世界大戦史

古峰文三

出版社:
イカロス出版
判型:
A5判
ページ数:
336ページ
発売日:
2020/02/28 

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20世紀の戦争を理解するために必要な視点は“空”にあった 航空機の軍事利用は1914年に勃発した第一次世界大戦にはじまり、戦間期を通じて発展を遂げた軍用機と航空戦術は、続く第二次世界大戦において戦局を決定的に左右することとなった。本書はそんな第一次大戦~第二次大戦期における注目すべき航空戦について検証を加えていくものである。第三四三海軍航空隊やリヒトホーフェンと言った著名な部隊・人物の戦歴から、日本本土防空戦やバトル・オブ・ブリテンなどよく知られた戦闘について「なぜその結果にいたったのか?」を丁寧な資料精査を基に解説。またインパール作戦やノルマンディ上陸作戦などこれまで「航空」の視点から語られることのなかった戦闘についても、新たな着眼点からその真相を明らかにしていく。

・空では勝利したはずのノモンハン事件で日本陸軍はなぜ敗北したのか?
・インパール作戦失敗の真の要因は「補給の軽視」ではなかった!
・「かくも少数」ではなかったバトル・オブ・ブリテンの英戦闘機隊 ・ノルマンディの空は連合軍のものではなかった!
・零戦搭乗員を育てた「第十二航空隊」とは? 
・技術力だけでは説明できない日本本土防空戦の敗因 ・日本陸軍航空隊は「空軍」たりえたか? 
・沈頭鋲を巡るアメリカ航空界の迷走 ・組織管理者としての“レッドバロン”もう一つの顔 ――新視点から語られる航空戦の真実


戦闘機隊員を育てた零戦隊の古巣
第十二航空隊



日ソ両軍が初めて経験した本格的航空戦
ノモンハン航空戦



“無敵の戦闘機部隊”その誕生と栄光、終焉まで
“加藤隼戦闘隊”戦記



敗因は補給ではなかった
新視点から見るインパール作戦



勝敗を分けたのは技術力ではなかった
日本本土防空戦



新鋭機・紫電改を擁する最強戦闘機隊の実像
海軍最後の戦闘機隊「三四三空」



その組織・運用は“空軍”たりえたか? 
空軍としての陸軍航空隊



小さな部品の偉大な物語
沈頭鋲



撃墜王レッドバロン“もうひとつの顔”
リヒトホーフェン



イギリス空軍の真の勝因は何だったのか? 
バトル・オブ・ブリテンの虚像と実像



ルフトヴァッフェの“いちばん長い日”
ノルマンディ航空戦



ドイツ空軍が空前の兵力を投じた知られざる大攻勢
アルデンヌ航空戦