出版社の皆様へ

ジャンル一覧

  • 総合案内
  • ご利用の流れ

  • Share | Yahoo!ブックマークに登録

航空知識のABC

航空知識のABC

  

出版社:
イカロス出版
判型:
B5判
ページ数:
196ページ
発売日:
2020/02/28 

印刷した本を購入希望の方はこちら!




航空技術の基礎から各エアラインのプロフィールまで
「航空の世界」の基本知識を楽しみながら身につけよう!

飛行機やエアラインに関心のある人は少なくない。とはいえ「航空の世界」は実に多面的だ。機種の違いやエアラインごとのカラーリングのバリエーションを楽しむのは最もオーソドックスな航空趣味だが、ほかに飛行機を技術的な観点から眺めることもできるし、エアライン各社を経営戦略やサービスといった側面から比較分析することもできる。
本書では「飛行機はなぜ空を飛ぶことができるのか?」といった基礎的なテクノロジーから「エアラインの経営はどのように成り立っているのか?」といった経済学的な側面、さらには実際の旅客機の運用、空港や航空管制の仕組み、日本に就航するエアライン各社の紹介などを写真や図面とともに詳細解説。
幅広く“航空知識”を身につけたいエアラインファンが楽しみながら航空の世界に詳しくなれる入門書として、航空業界志望者にもおススメしたい一冊。


◆第1章
旅客機の機種とメーカー



008 双発機&ハイテク機全盛の時代へ
ジェット旅客機の登場と進化の過程



014 超大型機から小型プロペラ機まで
世界のメーカーと旅客機
ボーイング/エアバス/ボンバルディア/エンブラエル/
三菱航空機/ATR/サーブ/ドルニエ(RUAG)/
ロシアとウクライナの旅客機メーカー/中国の旅客機メーカー



◆第2章
飛行の原理と旅客機のメカニズム



028 〝飛行機〟と〝航空機〟は違う
いろいろな種類の航空機



030 なぜ〝鉄のかたまり〟が空を飛べるのか?  
重量はあっても飛行機は軽い



032 重力、揚力、推力、抗力
飛行機に働く基本的な力とは



034 自由自在に操縦するための仕組み
飛行機はどう旋回するのか



036 機体の素材と構造
飛行機は軽くて丈夫



038 空いたスペースも有効活用
合理的な円い胴体断面



040 抵抗を少なくして経済性を高く
揚力を生み出す主翼



042 動翼類や燃料タンクを装備
主翼の構造と仕組み



045 飛行機の推進力の進化
プロペラからジェットへ



048 世界的な分業が主流に
旅客機メーカーの製造体制



◆第3章
操縦方法とコクピット



052 3次元を自由自在に飛ぶ方法
全身を使って操縦するパイロット



054 飛ぶために必要な情報は何か?  
コクピット計器それぞれの意味



056 ずらりと並んでいた計器を一掃
コクピットを大きく変えたデジタル化



059 異なる機種でも同じ操縦システム
コクピットのトレンドは〝共通化〟



061 新型機ほどモニターの大型化が進行
日本の旅客機コクピットカタログ
ボーイング787/777/767/737NG/
エアバスA380/A350XWB/A320/
エンブラエル170/ボンバルディアCRJ700NextGen/
DHC‐8‐400/DHC‐8‐200/
ATR42‐600/ブリテン・ノーマンBN‐2アイランダー



◆第4章
エアライン



066 旅客需要は右肩上がり、LCCも増加一途
日本と世界の主要エアライン



068 日本のエアライン
072 アメリカ系エアライン
073 ヨーロッパ系エアライン
076 中東・アフリカ系エアライン
077 東アジア系エアライン
082 東南・南・中央アジア系
086 豪州・太平洋系
087 貨物エアライン
088 日本発着の航空会社コード一覧



090 激化する「オープンスカイ」後の競争
エアラインの事業環境



092 ハブ&スポークと直行化の進展
エアラインの事業戦略



094 メガキャリアは団体戦の様相
世界の航空アライアンス



096 国策による保護から大競争時代へ
エアライン界発展の歴史



100 機材を買わずに事業展開が可能な仕組み
多様な航空リースの形態



102 エアライン界を変えた新時代の主役
LCCの運賃が安いわけ



104 エアラインのもう一つの役割
高速物流を担うエアカーゴ



106 エアカーゴに適したモノとは?  
貨物の中身と搭載方式



◆第5章
エアポート



108 設置目的や規模によって分類
そもそも“空港”の定義とは何か? 

 

110 できるだけ長く広ければなおよし
機種ごとに異なる滑走路の必要条件



112 数字やラインは何を表しているか?  
滑走路面の表記の意味



113 滑走路とエプロンをつなぐ道
スムーズな離着陸には誘導路も重要



114 効率よくターンアラウンドできるかが肝
スポット配置がむずかしい空港設計



116 1分でも早く次のフライトへ
特殊車両によって行われる出発準備



117 個性的なカタチが興味を引く
空港で見られる特殊車両解説



120 カラフルな色にはそれぞれに意味がある
安全運航に欠かせない航空灯火の役割



122 飛行機に乗らなくても楽しい
〝遊べる〟旅客ターミナルビルが増加中



124 日本の空港・ランウェイデータ



126 日本の空港分布図



◆第6章
航空管制



128 空港の象徴的な建物「管制塔」での仕事
安全を守るために不可欠な航空管制



130 全空港に航空管制官がいるわけではない
地方空港を支える“運情官”の役割



131 ヘリや軽飛行機と旅客機では飛び方は違う
有視界飛行方式(VFR)と計器飛行方式(IFR)



132 離着陸する航空機を華麗に捌く
ターミナルレーダー管制の妙技



133 技術革新と組織再編で変わり続ける
進化する航空路管制



134 旅客機はどうやって空の道をたどっているのか?  
目に見えない航空路を正確に飛べるしくみ



135 あえて定刻出発から遅らせることもある
交通量を予測して事前に調整するATFM



136 計器で飛行するときの要
航空管制のための主要無線設備カタログ
VOR/DME/TACAN/ASDE/MLAT/
ASR/ARSR/ILS/GBAS



◆第7章
フライトオペレーション



140 管制機関用と自社用の2種類作成・提出
フライトプランの中身



142 フライトを取り巻く環境は日々変化
航空情報のチェックは安全運航の基本



144 搭乗機でパイロットが最初にやること
外部点検とコクピット・プレパレーション



146 飛行機が飛び立つまでの手順
プッシュバックから離陸までの流れ



148 「V1」⇒「VR」⇒「V2」⇒テイクオフ
離陸フェーズにおけるパイロットの操作



150 機内の快適性や経済性に大きく影響
クルーズで大事なポイントとなる高度の選択



152 クルーズ状態から降下して着陸へ
さまざまある空港へのアプローチの仕方



154 コクピットの空気が緊張する時間帯
フライトを締めくくる着陸フェーズ



156 求められるのは気象への対応力
悪天候でも綿密な解析で安全を守る



158 気象データは複数から入手
航空会社が扱う膨大で緻密な気象情報



160 メンバーによって変わる話す内容
運航の現場で行われるブリーフィングの種類



◆第8章
エアトラベル



162 予約完了で安心してはいけない
割引運賃によって違う航空券の購入期限



163 お得な運賃はネットで探すのが常識
自由化がもたらした多種多様な航空券



166 コンピューター上で管理される航空券
搭乗の仕方も変えたeチケット



168 読み解けるとフライトの詳細が分かる
eチケットの記載内容を解読してみよう



170 利用者を自社便に囲い込む施策
マイレージのしくみと上手な使い方



172 ワイドボディ機の登場がビジネスクラスを生んだ
クラスによって大きく違う運賃とサービス



174 需要と供給をピッタリ合わせるのが理想
利益を最大化するコンフィギュレーションを探せ



176 有名シェフとのコラボレーションが盛ん
空の旅の楽しみ「機内食」のいま



179 いざというとき命を守る
知っておきたい飛行機の非常用設備



180 これぞ飛行機ならではのエンターテインメント
空から見える景色を楽しもう



◆第9章
≪資料編≫
あいうえお順
航空用語集



181 航空用語集
193 国籍記号一覧