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ひたち列伝 (列伝シリーズ05)

ひたち列伝 (列伝シリーズ05)

  

出版社:
イカロス出版
判型:
B5判
ページ数:
128ページ
発行日:
2019/08/21 

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常磐線のエースとして、昭和の時代から主役の座を守り続ける特急「ひたち」。 首都圏では少なくなった在来特急の代表格として君臨する。 東日本大震災で分断された路線もようやく全通の兆しが見え、 特急「ひたち」が仙台まで走り抜けるのも間近に迫った。 そんな特急「ひたち」の歩んだ歴史から歴代車両、運用などを多角的に検証し、 存在感のある列車のすべてに迫る。 車両ガイドでは、常磐線の専用車として開発された651・E653 ・E657系を 細密な写真と緻密なデータとで紹介する。


列伝シリーズの第5弾は、首都圏でいまだに存在感を持つ在来特急の名門
「ひたち」を取り上げ、多角的に列車・車両の魅力に迫る。



・特急「ひたち」ものがたり
準急から出発し、キハ81で特急に昇格し、485系の投入とともにエル特急として
常磐線に君臨することになった特急「ひたち」。
東北特急からの移籍や短編成・多頻度への切り替えから九州からのクハを受け入れ、
バラエティあふれるボンネットタイプが走ったことでも印象が深い。
JR化以降は独自の専用車両を使用し、常磐特急のみならずJR東日本のスターとして存在感を示す。
そのあゆみを豊富な写真と詳しい時代的な裏付けとともに、徹底的に紹介する。



・JR東日本・常磐線向け特急形車両・形式651・E653・ E657系
JR東日本が民営化後に初めて投入した特急車である651系は、
初の130km/h運転やタキシードボディといわれたスマートなエクステリアで、
民営化の象徴的な存在として大きな脚光を浴びた。
つづくE653系は着席サービスの充実を図り、そしてE657系は
その集大成といえる質と量を両立した特急車に仕上がった。
三者三様の個性的な車両たちを精細な形式写真とピンポイントの解説でお届けする。



・開発担当が語る車両のポイントE657系
常磐線の特急体系の刷新を図るために開発がスタートし、
落成直前に東日本大震災という未曾有の大災害に遭ったE657系。
実際の開発がどう進み、どんな苦労があったのか、実際に開発を主導した担当者の話を訊く。



・E651系の三変化・現代に生き残るJR東日本特急車の始祖鳥
JR東日本で民営化初の特急車として登場した651系も30年近い年月を経て、
常磐線で第一線級の活躍をすることは難しくなってきたが、
第二の活躍場所がさまざまに与えられ、走り続けている。651系の新たな活躍を追う。