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プロジェクト・オブ・スカンクワークスTHE PROJECTS OF SKUNK WORKS

プロジェクト・オブ・スカンクワークス
THE PROJECTS OF SKUNK WORKS

ロッキード・マーチンADP [先進開発プログラム] の75年

  

出版社:
イカロス出版
判型:
A4変判
ページ数:
254ページ
発行日:
2018/11/08 
発売日:
2018/11/08 

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「原書を手にして、その内容に思わず引きずり込まれた。」石川潤一

極秘に進められてきた「ブラックプロジェクト」については以前から興味を持っており、関連記事も多く物してきたが、 表紙だけ見て中身も確認せずに購入したのが、原著「THE PROJRCT OF SKUNK WORKS」である。
最初に手にしたとき、まずその存在感に圧倒された。読み進めるうちに内容の濃さに引きずり込まれ、 ついにはこの本を翻訳して誰かにそのおもしろさを伝えたいと思うようになった。その結果生まれたのが、本書(日本語版)である。
スカンクワークスについてはこれまで何冊も出版されており、訳者自身も特集記事を書いた経験がある。
しかし、本書にはそれまで知らなかったエピソードが散りばめられており、新たな発見も多々あった。
スカンクワークスの誕生から75年。その年に本書を上梓できたことは望外の喜びといえよう。(訳者)

ドイツ軍ジェット機の大きな脅威に対抗するため、1943年にターボジェット戦闘機開発を目的に生まれたのが、現在のロッキード・マーチン社の先進開発プロジェクト(ADP)である。
戦後も生き延び、最も刺激的な航空機とその技術を数々生み出し続けてきたADPは、別名の方がよく知られている。
そう、その名は「スカンクワークス」。スカンクワークスはロッキードの設計者、クラレンス・”ケリー”・ジョンソンを筆頭に、 巨大な官僚機構や生き馬の目を抜く世界で、遅滞なく機能できる組織として誕生した。
この「イラストレーテッド・ヒストリー」は、著者であるスティーブ・ペイスが知られている限りのあらゆる「スカンクワークス・プロジェクト」を調べ上げ、 その厚いベールの一端でもめくり上げようとした大作である。
すべての始まりであるXP-80から、ジェット戦闘機とジェットエンジン、そしてミサイルと無人機、飛行船、艦船など80以上のプロジェクトについて紹介している。
これらのプロジェクトのうち量産されたものは一部で、多くは試験段階に生き残れず姿を消している。
ペイスはあらゆる手段を尽くしてこれらを調べ上げ、結果としてその技術やスペックにとどまらず、おのおのの歴史的背景にも踏み込んでいる。
F-94スターファイア、U-2、F-104スターファイター、SR-71ブラックバード、F-117ナイトホーク、そしてF-35ライトニングⅡのような伝説的な航空機にとどまらず、 ペイスは過去の知られざるプロジェクトからSR-72極超音速偵察機のようにまだ提案段階にある機体まで取り上げている。
南カリフォルニアにあるロッキード施設で、また、かつては極秘であった試験場で撮影されたプロジェクトの珍しい写真は300枚を数え、さらに数10枚の挿絵がそれを補っている。
アメリカの注目すべき独創性に関する信頼できる文献であり、次世代の航空支配戦闘機や無人偵察機、全天候戦闘機に関する2035年までのストーリーは、 驚異的なステルス戦術戦闘機、F-22ラプターでさえ小さくかすむほどだ。
優れた頭脳を結集、驚くべき技術を生み出してきた75年間のイラストレーテッド・ヒストリー、それが本書である。(裏表紙より)

●著者 スティーブ・ペイス
●翻訳 石川 潤一 


・FOREWORD~序文~
・INTRODUCTION~序章~



01)1940年代:明日の翼の創造
・ライトニング:XP-38とYP-38
・TDN L-133とTDN L-1000
・XP-49
・コンステレーション:C-69
・シューティングスター:F-80
・XP-80A
・チェインライトニング:XP-58
・サターン:モデル75
・コンスチチューション:XR6V
・レーシー:P-80R
・Tバード:T-33
・スターファイア:F-94
・侵攻戦闘機:XF-90



02)1950年代:来るべきテクノロジー
・空飛ぶストーブ煙突:X-7AとXQ-5キングフィッシャー
・シースター:T2V
・スターファイター:F-104
・垂直ライザー:XFV-1
・ハーキュリーズ:YC-130
・サンタン:TDN CL-400
・アメリカ空軍のネプチューン:RB-69A
・アクアトーン:U-2
・3番ワイヤをキャッチせよ:U-2、アメリカ海軍に加わる
・U-2R:U-2の再登場
・TR-1A:究極のU-2
・ジェットスター
・SAMOS:衛星ミサイル観測システム
・コロナ偵察衛星システム



03)1960年代:最先端技術を推進
・オックスカート:A-12
・ケドロック:YF-12A
・タグボード:D-21とM-21
・シニアボウル:D-21BとB-52H
・シニアクラウン:SR-71
・SST:超音速輸送機
・F-X:次期戦闘機



04)1970年代:魔法の時代
・CL-1200/X-27ランサー
・F-Xプログラム
・新型昼間戦闘機/軽量戦闘機プログラム
・プロジェクト・ハービー
・ハブブルーXST
・X-24C:極超音速研究機
・シニアプロム:ステルス巡航ミサイル
・シニアトレンド:F-117A



05)1980年代:混迷する事業
・シニアペグ:先進技術爆撃機
・ATA:新型戦術機
・ASTOVL:新型短距離離陸垂直着陸
・シーシャドー:波の上のステルス
・SSF:STOVLストライクファイター
・RIVET



06)1990年代:有人機 VS 無人機
・ATF:新型戦術戦闘機
・NATF:海軍新型戦術戦闘機
・MRF:多任務戦闘機
・A-XとA/F-X:次期攻撃機と次期戦闘攻撃機プログラム
・CALF:一般の取得可能な軽量戦闘機
・AST:統合新攻撃技術
・ベンチャースター:X-33
・ダークスター:RQ-3
・ライトスター無人機:P-420
・UCAV:無人作戦機
・JASSM:統合空対地スタンドオフ・ミサイル



07)2000年代:得るは捨つるにあり
・QSST:低騒音超音速輸送機
・JSF:ジョイント・ストライク・ファイター
・RATTLRS:タイム・クリティカル(最優先で実行される)長距離攻撃に変革をもたらすアプローチ
・ポールキャット:P-175無人航空システム・デモンストレーター
・ハイブリッド・エアビークル:P-791
・ACCA:X-55A先進複合材貨物輸送機
・ISIS:Integrated Sensor is Structure
・RQ-170センチネル
・デザートホーク
・NASA/ロッキード・マーチンNプラス航空機プログラム



08)2010年代:大躍進
・FALCON:極超音速試験機
・SACD:スピードアジャイル概念実証機
・UCLASS:無人空母運用空中監視攻撃システム
・MUTT:X-56A汎用技術テストベッド
・NGAD:次世代エアドミナンス
・VARIOUS:垂直離着陸新型偵察挿入有機的無人システム
・TR-X:次期戦術偵察機
・HSSW:高速攻撃兵器
・SR-72:極超音速デモンストレーター
・HWB:ハイブリッド・ウイングボディ
・LBFD:ローブーム飛行デモンストレーター
・ARES:空中再構成可能組込みシステム
・LRSB:長距離攻撃爆撃機
・LRASM:AGM-158C長距離対艦ミサイル



[付録A] 年表
[付録B] スカンクワークスの航空機関連特許
[付録C] L/CLナンバー
[付録D] ロッキード形式番号
[付録E] チーフスカンク



・参考文献
・謝辞