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市場をゆく

市場をゆく

  

出版社:
イカロス出版
判型:
B5判
ページ数:
116ページ
発行日:
2018/09/26 

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二度と見られなくなる貴重な築地市場の姿がここに

きたる10月11日、幾多の紆余曲折を乗り越えて、東京都中央卸売市場が築地から豊洲へと移転する。
1935年に開場して以来、80年あまりの長年にわたり“都民の台所”として親しまれてきた築地市場とはどのような場所だったのか。
本書では、もう二度と見られない貴重な“魚河岸”の最期を総力取材!
また事故車や古本といった知られざる専門市場や、近年その歴史が再評価されている闇市といった市場に関する情報が満載。
人の暮らしに欠かせない“モノ”の流れがすべてわかる一冊となっている。


◎巨大市場の新旧交代



【第1章】さようなら築地市場築地市場を解剖する
・築地・中央卸売市場の仕組み
・水産物部(卸・仲卸)
・青果部(卸・仲卸)
・その他の築地の施設
・ターレってどんな乗り物?
・築地スタイルを探る
・インタビュー/魚河岸・仲卸の醍醐味とは
・築地・魚河岸の歴史
・「築地」の歴史略年表
・古写真で見る築地市場
・築地場外散歩
・供養塚を歩く



【第2章】豊洲〝新〟市場のすべて
・祝 豊洲新市場開場
・豊洲市場の概要
・7街区 水産卸売場
・6街区 水産仲卸売場
・5街区 青果棟
・各施設を繋ぐ連絡通路
・豊洲市場の特長
・市場見学者に優しい、見学施設が充実
・豊洲ブランドを発信する/観光施設「千客万来施設」
・安全・安心の市場づくり
・東京都の市場/大田市場/ 葛西市場/ 豊島市場/足立市場/ 食肉市場



【第3章】市場とは何か
・市場の役割
・市場で働く人
・せりの方法
・市場 用語
・市場における食の安全対策はどうなっている?
・公設市場を訪ねる
・市場探訪/柏市公設総合地方卸売市場



【第4章】闇市遺産をゆく
・闇市探訪
・闇市とは/ 闇市からの脱却
・最後に残った闇市の現在/アメ横/ 秋葉原
・横丁/渋谷/ 新橋/ 吉祥寺/ 浅草/ 新宿
・専門店街/道具屋街/ 電気街/ 中華街/コリアンタウン
・問屋街/浅草橋/ 船場/ 日本橋横山
・世界の市場/タイ/ モロッコ/ インド/韓国/ イタリア



【第5章】知られざる専門市場
・金魚の競り
・古書交換会
・競走馬



◎Column
・市場とマンホール
・築地市場の移転先「豊洲」とは
・どんな土地なのか?
・ふぐと日本人と築地市場
・闇市と文学と映画
・築地の信仰/市場の守り神
・「魚河岸水神社」と「波除神社」/最初で最後の合同船渡御