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スイフトウォーターレスキュー 基本テクニック

スイフトウォーターレスキュー
基本テクニック

  

出版社:
イカロス出版
判型:
B5判
ページ数:
96ページ
発行日:
2018/06/30 

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スイフトウォーターレスキューとは流水救助のことである。流れのある河川での救助活動は、活動する隊員にとってもリスクを伴う危険な活動となる。
本書では、流水救助の基礎知識となる河川の形態特性、活動に必要な装備、救助での泳ぎ方、 スローロープの投げ方、ラフトボートやロープを活用した救助方法を写真と図でわかりやすく解説。
水害が頻発する昨今、救助に関わるすべての人に役立つ一冊だ!

著/竪村 浩一


【序章】減らない水難事故件数と水難活動中の死



【第1章】流水力学を知る/~敵を知り、己を知れば百戦危うからず!~
・流水力学とは
・河川の形態/ポジショニング、層流(ラミナーフロー)、フェリーアングル、ヘリカルフロー(らせん状の流れ)、流量の計算方法
・自然な河川の特性/一般的な川、エディとエディフェンスの違い、ホールとホワイトウォーター、ザ・ドラウニング・マシーン(溺者製造機)=えん堤(ローヘッドダム)、
/ストレーナー、シーブ、フットエントラップメント、ホワイトウォーターフローティングポジション、アンダーカットロック



【第2章】己を知る/PPEを備える
・己を知る
・環境を知って装備を整える
・PPEを備える/PFD(ライフジャケット)、ナイフ、ホイッスル、ヘルメット、ウエットスーツとドライスーツ、シューズ/グローブ、スローバッグ



【COLUMN】子供にPFD!/~我が子の安全を守るのは親の義務~



【第3章】流水救助におけるレスキュアーの基本の“キ”
・レスキュアーとしての心構え
・レスキュー活動には優先順位がある
・レスキューテクニックの基本は【スピード】【シンプル】【セーフティ】  
・レスキュー方法の選び方~Low to High:低いリスクから高いリスクへ~
・流水救助におけるゾーニング
・柔軟な考え方をする~常に「もしも」を考える~
・レスキューを完結するための4つのステップ
・現場の状況を正確に見極めるための【サイズアップ】
・レスキュアー求められる4つの条件
・レスキュアーの義務と責任



【第4章】テクニックを身に付ける<実践編>
・流水救助はチームレスキュー
・テクニック①川を泳ぐ/フェリーアングルを使う
・テクニック②川岸からの救助1:スローバッグを投げる/基本フォーム/二度投げ/1スローバッグ2人救助法
・テクニック③トゥスイム:泳いで救助する
・テクニック④ライブベイト:トゥスイム→ロープ引き込み
・テクニック⑤ゴー&スロー(Go & Throw)
・テクニック⑥浅瀬横断
・テクニック⑦テンションダイアゴナルライン
・テクニック⑧ボートを使った救助/フリップからのリカバリー、パドルを使った搬送技
◎ボートの応用①レスキュープラットホーム
◎ボートの応用②2ポイントテザーシステム
◎ボートの応用③4ポイントテザーシステム
◎ボートの応用④ハイライン・ボート・チロリアン/フットエントラップメントからの救出



【第5章】スイフトウォーター・サバイバル~水の中で窮地から脱出する方法~
・スイフトウォーター・サバイバルとは
・生存能力を高めるための「サバイバルトライアングル」
・サバイバルの能力を高めるキーワード
・パニックの3パターン~要救助者の立場になって考える~



【第6章】資料編
・チームオーガナイズのためのICS
・ハンドシグナル
・ロープノット



・索引