めざせ! 旅客機雑学王

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めざせ! 旅客機雑学王

めざせ! 旅客機雑学王

  

出版社:
イカロス出版
判型:
A5判
ページ数:
130ページ
発行日:
2018/02/26 

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機体の仕組みからカラーリングまで
航空ファンならば旅客機に関する知識が豊富な人も多いだろう。しかし、ひと口に旅客機知識といっても、メカニズムからオペレーション、機体カラーリングなどカテゴリーや項目は実に幅広く、そして深い。本書では「なぜ垂直離着陸旅客機はできない?」「なぜ似たような速度の旅客機ばかりなのか?」「機体周りに数多くあるライトや突起物の正体と役割は?」「全エンジンが停止したらどうする!?」「旅客機にはなぜ脱出用パラシュートがないの?」「世界にはどんなカラーリングの旅客機があるの?」「管制塔の高さはどう決めているのか?」等々、旅客機やエアラインにまつわるテーマを幅広く、かつ枝葉末節にもこだわって解説。旅客機の雑学に詳しくなれば、次の旅行のフライトや空港でのヒコーキウォッチングが、ますます楽しく興味深くなること間違いなし!


第1章
機体とメカニズムを考える



3~4発機はなぜ消えたのか?――エンジンの信頼性向上が逆風に
A380は初の本格的ダブルデッカー――意外に古い二階建て機の歴史
どこまで大きな旅客機は作れるか?――エアバスA380は小さい機体?
機体形状による長所や短所――さまざまな形状があるのはなぜか?
ジェット機かプロペラ機か――経済性や快適性でそれぞれに長所と短所あり
大口径化する低燃費エンジン――737のエンジンがオムスビ型の理由
旅客機のアンテナとそれぞれの役割――飛行に欠かせない通信機能の数々
“飛行機の触覚”センサー類の解説――運航に欠かせない情報の入り口
自機を照らし他機に知らせるライト――美しいだけじゃない大事な明かり
旅客機の貨物室あれこれ――機種や機体サイズによりさまざま
旅客機と貨物機の違いはどこか?――基本構造は同じで意外と共通点も多い
アウトサイズ貨物と特殊輸送機――“飛行機を運ぶ”異形の飛行機
ジェット旅客機の速度性能――なぜ同じような速さばかりなのか?
垂直離着陸旅客機ができない理由――SFの世界では“常識”だけど……
飛行船の空の旅は復活するか?――航空旅客輸送の先駆者も、弱点が多く……
軽く作らなくてはならない理由――頑丈すぎてもダメだから機体設計は難しい
機体を丈夫にする構造――構造材を組み合わせて強度アップ
機体各部の素材の種類と特徴――軽くて強くて長持ちするのが理想的
フラップとエアブレーキの働き――揚力と抗力を増やして速度や高度を調整
主翼がどんどん細長くなる理由――抵抗を少なくするために翼端形状に工夫も
旅客機の油圧系統――舵やランディングギアを動かす力
旅客機の電気系統――エンジンやAPUの発電機で電力供給
機内の環境コントロールシステム――高高度の非生存環境で快適に過ごせるわけ
シートの安全性――事故発生時の衝撃にも耐える強度
ドアの規格や開き方――90秒で乗客全員が脱出可能
旅客機の窓――客室とコクピットで異なる構造
ジェット旅客機の価格――1 機数百億円する超高級品



■第2章
旅客機のカラーリングと識別



見た目以上に重要な旅客機の塗装――機体を保護するためにも必要
機体カラーリングのトレンドを読む――年代に応じて流行りがある
カラーリングに見られる各社の塗装の狙い――会社の印象を付ける重要な要素
世界の特別塗装機集――日本では見られない海外エアラインを中心に
旅客機の型式名はどのようにしてつけられるのか?――伝統のナンバリング
旅客機のダッシュナンバー――規則性がありそうでない?
登録記号は機体のマイナンバー――1機1機の生い立ちや経歴が刻まれている



■第3章
空港・操縦・オペレーション



管制塔の高さはどう決まるのか?――高ければいいというものではない
必要な滑走路の長さ――同じ機種でもフライトごとに違う
滑走路の条件――滑走路逸脱にも備えたスペースが必要
レディオ空港とリモート空港とは何か?――さまざまある空港の種類
高度を測る方法――気圧高度計と電波高度計を駆使
速度を測る方法――飛行機の速さは1種類じゃない
離着陸時に機首を上げる理由――速度を落としても揚力は下がらない
旋回で翼を傾ける理由――機体は傾いても乗客は傾かない
旅客機の燃料――成分は家庭用の灯油とほぼ同じ
空中衝突しないわけ――たくさんの飛行機が飛び交う空で
自動操縦装置――飛行機まかせで飛べるのか?
正しいコースを飛べる理由――大空に目に見える道はないけれど
広域航法(RNAV)とは何か?――地上局にとらわれず航空路を設定可能
ETOPS運航の条件――天気がよくても飛べないことがある
全エンジン停止!さあ、どうする?――「ハドソン川の奇跡」は本当に奇跡だったのか?
なぜ緊急用パラシュートはないのか?――航空会社の利益優先が理由ではない
航空界の頻出単位と数字――国によっても異なるからややこしい
運航便の「所要時間」――フライトタイムとブロックタイム



パイロットのライセンスあれこれ――免許1枚で