旅客機の運命

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旅客機の運命

旅客機の運命

日本を去った旅客機たちを追う

チャーリィ古庄

出版社:
イカロス出版
判型:
A5判
ページ数:
200ページ
発行日:
2018/01/29 

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羽田、成田を拠点に日本各地を、そして世界中を元気に飛び回っている旅客機たち。しかし、旅客機も人と同じように引退という宿命から目を背けることはできない。
日本での華やかな活躍に終止符を打ち、日本を離れていった旅客機たち。
その後に待ち受けていた運命は千差万別だ。
彼の地で新しい使命を担い、再び輝きを取り戻した機体、幾つもの国を渡り歩いたジプシー人生を送った機体、アメリカの砂漠に直行してそのまま部品取りになってしまった機体…
本書は実に多様な人生ならぬ“機生”を送った“元”日本の旅客機たちの、日本での在りし日の姿から、世界各地の空港で、東南アジアの空港の片隅で、そしてアメリカの「飛行機の墓場」と言われている広大な砂漠で、元JAナンバー機に再会した記録である。
チャーリィ古庄 著


はじめに
Chapter 1 旅客機の墓場 ―砂漠の空港に着陸した旅客機の運命とは
 整備保存か、それともスクラップか
 機体の保存に適している広大な砂漠の空港
 砂漠に眠る機体の数は景気のバロメーター
 アジアで目立つ保管機ではなく放置機
 小規模な欧州の保管空港
 砂漠で眠るピカピカの新造機
 現地に行くまでが大変なストア空港
 北米の4大ストア空港① ビクタービル
 北米の4大ストア空港② サンバナディーノ
 北米の4大ストア空港③ モハービ
 北米の4大ストア空港④ マラナ



Chapter 2 機種別 日本での活躍と退役後の傾向
ほとんどの機体がスクラップに Boeing747Classic
国内線機材と国際線機材で明暗を分けたBoeing747-400
短命の3発機は全機UPSに売却 MD-11
ほとんどの機体がスクラップか整備保管に DC-10
全機がスクラップかストア状態に Lockheed L-1011 Trystar
多くの機体がトルコに売却 Airbus A300B2/B4
ほぼ全機がDHLカラーになり欧州で活躍中 Airbus A300-600R
わずか7か月で全機退役 Airbus A330
全機がデルタ航空で活躍中 McDonnell Douglas MD-90
長寿の機種もスクラップが始まった Boeing767-200
経年機が続々と退役 Boeing767-300
今のところ退役機の生存率は0% Boeing777-200/-300
日本から退役後に多様な道を歩む Boeing737-400/-500
明暗を分けた-700ER/-800 Boeing737Next Generation
リースバック機は海外で活躍中 Airbus A320ceo/A321ceo
完全退役目前 Bombardier CRJ100LR/200ER
思わぬところで生きているプロペラ・コミューター機



Chapter 3 before and After
Boeing747Classic
Boeing747-400
McDonnell Douglas MD-11
McDonnell Douglas DC-10
Lockheed L-1011 Trystar
Airbus A300B4
Airbus A300-600R
McDonnell Douglas MD-90
Boeing767-200
Boeing767-300
Boeing737-500
Boeing737-400
Boeing737-800
Airbus A320ceo
Airbus A321ceo
Bombardier DHC-8
Dornier228
特殊用途機になった機体
番外編 幻のJA10KZ



Chapter 4 日本の旅客機 退役機の現状リスト