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So What's Next?

So What's Next?

~はっちゃんの深夜特急~

橋本正博

出版社:
ブックコム
判型:
A6判
ページ数:
298ページ
発行日:
2011/02/14 
発売日:
2011/02/14 

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「So What!」シリーズ第5弾! 団塊世代の直球エッセイが、 オリジナル文庫で新登場!

深夜特急

これは沢木耕太郎の有名な「70年代ユーラシア大陸放浪の旅」の旅行記のタイトルである。昨今また若者の間で人気らしい。ミッドナイト・エクスプレスを訳したタイトルだ。トワイライト・エクスプレスというJRの寝台特急もあるが、これは安井さち子さんのボクの好きなオリジナル曲のタイトルにもなっている。夜行列車とかナントカ・エクスプレスというのは、旅にはピッタリの言葉かもしれない。オーストラリアには「レッド・アイ・エクスプレス」という飛行機も飛んでいた。しかし、これは「赤目特急」で全然ロマンティックではない。どんな飛行機かというと、パースを夜中の12時過ぎに出発、メルボルンに早朝の6時前に着くという厳しい飛行機である。忙しいビジネスマンはこの夜行便を使っていたが、2時間の時差があるため正味4時間くらいのフライトで翌朝「目が真っ赤になってしまう」のでこの名がついた!

昔、バイカル号に乗ってナホトカに行き、そこからシベリア鉄道でモスコーを経由してヨーロッパへ入るというような話は読んだように思うが、なぜか「深夜特急シリーズ」は今まで読んでいなかった。これは、ボク自身「一人旅」の経験がほとんどなく、一人旅というものに余り興味もなかったからだろう。会社時代に出張で海外を飛び回っていたときには一人のことが多かったが、旅という感じはなかった。まあ、それは目的が仕事であり、目的地に行くと必ず取引先の人間か会社の駐在員がいたからであろう。ただ、仕事の合い間に初めて訪れた町を一人でブラついたりしていると、「今ボクは異国の街に一人でいるのだな」という感じはした。NHKの「世界ふれあい街歩き」という番組はその意味では中々面白い。ただ、英語も日本語も通じないところでは、あのように簡単に道端の人やお店の人に話しかけるわけにはいかない。


Ⅰ 本を読んだり、創ったり
・深夜特急
・海流のなかの島々~Islands in the Stream~
・ロンドンはやめられない
・本を創る愉しみ
【付録】模型を作る愉しみ

Ⅱ ジャズ・オーディオ日乗
・テラシマ邸に乗り込む
・秩父の温泉、梁山泊
・大失態!
・大失態2
・ボクに捧げる曲!?
・ハタノ邸に乗り込む
・新潟ジャズ・ストリート
・2週間で8回!
・「浅間山荘」に乗り込む
・オリジナル曲のタイトルを考えた
【付録】オーディオ・アクセサリーのお話

Ⅲ ジャズ北紀行~夏の北風ビュンビュン旅~
【付録】アナベラからのお便り

Ⅳ 「ちと辛口」なボクのコメント

Ⅴ 「本当の歴史」を知りたい~日本の戦争~

文庫版のあとがき