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カーボン・マーケットとCDM

カーボン・マーケットとCDM

「環境・持続社会」研究センター

出版社:
築地書館
判型:
四六判
ページ数:
272ページ
発売日:
2009/04/08 

印刷した本を購入希望の方はこちら!




温暖化防止・持続可能な発展のための低炭素社会の仕組みづくりを、第一線の研究者・専門家、環境NGO活動家たちがまとめた緊急リポート。

「カーボン・マーケット(CO2排出量取引市場)」・「CDM(クリーン開発メカニズム)」の現状と今後を、様々な角度から論じた、関係者必携の書。

さらに、「カーボン・マーケット」・「CDM」と密接に関連する、気候変動の「国際枠組(条約)」のあり方、途上国における温暖化対策・持続可能な発展を実現するための日本・先進国の「国際協力」のあり方、「カーボン・オフセット」も含めた日本・先進国の「国内の温暖化対策・政策」のあり方にも言及。

詳細な用語解説付き。

気候変動・国際関係・資本主義のあり方などに関心のある方々におすすめ。


CDM(クリーン開発メカニズム)とは・・・
京都議定書により温室効果ガス削減プロジェクトを実施し、その結果、削減した量をCO2削減クレジットとして取得できる制度。
Clean Development Mechanismの略語

カーボン・マーケットとCDM|築地書館


序章:世界が低炭素社会へ向かう道筋とは?
‐CDM、カーボン・マーケットの現状と課題 古沢広祐(国学院大学教授)

1 現状と見通し
2 本書のねらい
3 本書の構成(簡単な内容紹介)


第1章:クリーン開発メカニズムの現状と課題 明日香壽川(東北大学教授)

1 京都メカニズム導入の政治的背景
2 京都メカニズムをめぐる動き‐クレジットの質の違いと価格の違いを中心として
3 CDMクレジット市場の現状
4 CDMの課題
5 CDMと他の制度との関わり
6 今後の展望
コラム1 現在のクレジット価格は一体全体どこから来たのか?
コラム2 非追加的プロジェクトの具体例‐明日香新幹線プロジェクト

第2章:CDMと持続可能な発展
古沢広祐(国学院大学教授)

1 本章の背景とCDM発行プロセス
2 CDMプロセスと持続可能な発展
3 ホスト国の承認における持続可能な発展
4 投資国の承認における持続可能な発展‐日本を例にして
5 NGO等による持続可能な発展指標
6 おわりに

第3章:CDMのプロジェクト地域とタイプの偏在
井筒沙美(ナットソース・ジャパン)

1 CER市場の現状
2 偏在するCDMの現状
3 偏在の主な原因‐ビジネスとしてのCDM開発
4 偏在するCDM開発に対する課題と取り組み
5 おわりに
コラム3 ユニラテラルCDM

第4章:ゴールド・スタンダードの有効性と課題
山岸尚之(WWFジャパン)

1 ゴールド・スタンダード創設の背景
2 ゴールド・スタンダードの目的と仕組み
3 ゴールド・スタンダードが適用されたプロジェクト事例
4 ゴールド・スタンダードの成果・課題・展望
コラム4 拡大するボランタリー・マーケットでのゴールド・スタンダード

第5章:カーボン・オフセット
西俣先子(国学院大学非常勤講師)・足立治郎(JACSES事務局長)

1 カーボン・オフセットとは
2 日本におけるカーボン・オフセットとうたっている取り組み事例
3 カーボン・オフセットに使用されているクレジット
4 カーボン・オフセットに関する制度整備状況
5 オフセット・プロバイダー
6 カーボン・オフセットの課題および議論
コラム5 国内のオフセット・プロバイダー

第6章:CDM、カーボン・マーケットの適正化
足立治郎・西俣先子

1 気候変動対策とCDM
2 問われるCDMの質
3 問題があるとされるCDMの事例と考察
4 悪質なCDMの防止策‐現行のチェック体制強化と補完的な新たなチェック体制の提案
5 カーボン・マーケットの質の向上と気候変動対策
6 気候変動対策の可能性と課題
コラム6 ODA・多国間開発銀行をウオッチしてきたNGO  田辺有輝(JACSES)
コラム7 “京都議定書”の検証はCOP3京都会議ホスト国の責任 -二〇一三年以降の国際枠組みが真の排出量削減につながるために-  黒坂三和子(JCSD)

あとがき
用語解説
著者略歴